浅針による副交感刺激

阿是穴(あぜけつ)治療という方法があります。

これは生体内の反応点としての皮膚表面に現れる硬結を、針で刺激する方法です。

この場合、皮膚表面の交感神経β受容体刺激となり疼痛閾値を上げるために、確かに痛みは軽減します。

しかし、交感神経βの刺激はその後1〜2日でリバウドを起こし、再び痛みが出現するのです。

それを避けるためには副交感神経の刺激をしなければいけません。

副交感神経の刺激は、交感神経のリバウドを起こさずに、長く疼痛閾値を下げてくれます。

では副交感神経の刺激とはどのようなものでしょうか?

これには筑波大の西條先生が良い論文を書いておられます。

結論から述べますと

皮膚から4mmまでの浅針、座位、呼気といのが原則です。

実はこれが日本伝統鍼灸の極意でもあります。

 

参照

鍼灸医療への科学的アプローチ

医家のための東洋医学入門

水嶋丈雄著