島ぞうりで歩こう!②

島ぞうりで歩こう!

(現代人の足の悲しい現実)

靴の機能が進化しすぎたために足の過保護が原因となって「土踏まず」が成長しない「扁平足」。

アスファルトの上を窮屈な革靴を履いて一日中歩き回る現代人。それが原因の「外反母趾」など足のトラブル。

「土踏まず」は着地の衝撃を吸収するとともに、姿勢や歩行などあらゆる運動制御に関与している。

(ぞうりを履くだけで!)

猫背などの姿勢の悪さが原因で背中が丸まることが多い若者。

筋力の低下により重心が後方に位置している中高年者では重心が安定せず、更に高齢者の後方へ転倒の原因にもなっている。こうした報告によって、一般的には立位姿勢において後方重心は問題視されることが多い。

『足元をぞうりに変えるだけ』で、自然と足の指が鼻緒を挟み、ぞうりが脱げないように足の指が動きだす。それにより、後方にあった重心が前方に移動し、骨盤、腰椎のアライメントが矯正され、歩行時の腰背部の緊張が軽減され、体への負荷が軽減される。

(クロックス等の違い)

対照的に、最近流行の樹脂製サンダルの場合、つっかけのように履くケースが多く、サンダルが脱げないように足指をあげ、足の指先を浮かせ靴の内側に引っかけ安定させようとする。それにより足趾の動きがかなり制限される。

その結果、体の重心は後方へ移動し、地面への踏ん張り、力強い歩行、走行へと移行させていく足指の働きが失われる事になる。

(怪我につながらないか?)

ワラーチなどの素足に近いサンダルランナーへのインタビューではクッション機能が高いシューズを履いていた時は雑な走りでも靴が何とかなるしてくれるんですとのこと。

素足に近いシューズ靴を変えると本能的に足を守るために丁寧な走りになるんです。

体は毎日同じことを繰り返していると、すぐに適応の仕方を割り出し、自動操縦に切り替える。反対に、予測できないような様々な路面を、歩いたり、走ったりすることで多数の神経と筋肉が刺激され結果、強い足が作られます。