ストレッチングを繰り返すと、筋が柔らかいなってくるのを経験していると思う。
外から、筋肉全体をゆっくり伸ばす動作と戻す動作を繰り返すと、伸張反射の程度が低下するからである。
つまり、ストレッチング後は筋紡錘から脊髄後角への求心性刺激が低下した結果、脊髄レベルでの神経の活性化が抑制される。
この反射が抑制出来れば、原因に対する対策となり、筋緊張が低下する。
筋緊張が下がれば、痛みの原因の1つが除去されたことになる。
薬および理学療法により、『神経の活性を低下させる』のが現代医学の治療の考え方である。
痛みの考え方 丸山一男著参照