この２～３ヶ月で、小学3年生～高校1年生までの子供６名の治療を行いました。
主訴は頭痛・耳鳴り・腹痛・朝起きれないなど。
年単位～数ヶ月単位の症状まで、病院での投薬治療や漢方など様々な治療を試したそうです。
東洋医学では、全ての痛みや不調の原因を【実（滞り）】か【虚（不足）】で考えます。
【実】は情報過多・ストレス過多・飲食過多に運動不足が加わり、体内の気血の流れが悪くなる（滞る）ことで問題が発生します。
【虚】はご高齢者、大病後などの体内のエネルギーが不足することで問題が発生します。
【実】の症状には鍼灸治療が有効で、【虚】の症状には漢方が有効だと思います。
成長期の子供の心と体は大人より遥かに敏感で繊細です。
あれしろ、これしろ、これはダメ、あれもダメとストレスフルな現代。
よって、治療は安心できる雰囲気で、質問し、子供の声を聞くことが重要だと思います。
当院にはお母さん鍼灸師も二名在籍し、鍼を使わない治療も出来ますので是非ご相談下さい。
