視点の違い ミクロの視点・マクロの視点

今日、今村先生・高橋先生・黒尾の3人でミーティングを行いました。

その際、もし自分が患者さんの立場だったらどんな先生の治療を受けに行きたいか?という話題になりました。

高橋先生も私も「気づきを与えてくれる先生」でした。

どんな【気づき】なのかというと、

高橋先生の場合
以前、自分の肩甲骨に痛みがあり治療を受けた際、症状のある肩甲骨ではなく、反対側の前面の鎖骨下からアプローチするという気づきを与えられ、かつ、痛みが改善した経験がある。
その経験から、患者さん自身が気づいていない場所が症状・痛みに関連していることを治療の中で気づきとして与えてくれる先生の治療を受けたいとのことでした。

黒尾の場合
会社員時代、過労で体調を崩し、鍼灸治療を受けた際、治療を通して、体調の改善だけでなく、自分自身の生活習慣(睡眠・食事・運動)を見直す気づきを与えてもらった経験がある。
その経験から、身体の不調を治すのは自分自身なので、治したい・良くなりたいという気持ちをサポートしつつ、生活習慣を見直したり、自分で自分のケアすることの大事さを気づきとして与えてくれる先生の治療を受けたいと思いました。

同じ【気づき】でも全く違う視点があるという発見がありました。

そして、このふたつの視点を比較すると
ミクロ視点:部分的、具体的な視点
マクロ視点:全体的、抽象的な視点
で【気づき】を捉えていると感じました。

どちらの視点が正解で、どちらの視点が不正解という話ではなく、様々な視点で見て、知って、考えることで今まで見えていなかったことが見えてくると感じた出来事でした。

そして、治療を受けたい先生像がそれぞれが目指している先生像なのかもしれないなと思いました。

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