40代女性
主訴:慢性腰痛
仕事は舞台俳優。
定期的にメンテナンスに来られていましたが、公演を観に行き、なぜ?あんな体になるのか理解出来ました。
美しい歌に演技、指先から頭の位置まで体を駆け抜けている緊張感。
常に、多くの観客の視線にさらされる緊張感。
出演者達と一糸乱れぬ呼吸。
観客の心を震わせるエネルギー。
この患者さんに必要なのは腰痛治療ではなく、素の自分に戻るための時間だと感じました。
お腹を圧迫すると腰に響くと何度も仰っていました。
体の緊張感はお腹や背中によく出てきます。
治療の本質に触れたとても良い機会となりました。
人に感動を与える仕事がしたいと強く感じました。