50代男性
主訴:10日前より安静にしていても左腕から親指にかけての痛みと痺れが辛い
患者談:この2年仕事が忙しく、自分の体のメンテナンスを怠っていた
誘発テスト:首を後ろの倒すと痛みと痺れが増悪するので頸椎の問題もある
触診:足先の冷えと循環不良を感じさせるふくらはぎの筋肉の硬さ
胸の筋肉を触ると手の痺れが再現するポイントを何箇所か発見する
舌診:舌の白いこけが多い(胃腸の機能低下と冷え)
【私の判断】体調も悪く、体が弱っているので少ない刺激で初回の治療は終わらせた方が良い
治療:胸の再現ポイントと腕の側面、肩甲骨の内側と外側のそこ!という反応点に軽めの鍼。
痛みと痺れは残るが、肩回りの動きがだいぶ良くなった!とのこと。
2日後の予約を頂き今日は終了。
神経痛は刺激量を間違えると症状を悪化させます。
私も若い頃は、治したい一心に治療が前のめりになり、結果たくさんの失敗をしました。
初診の神経痛患者さんは、いつも冷や冷やしながら治療しています。