変数に時間と労力を!

治療に来ていた高校生が中間テスト前に部活の試合があり、テスト勉強ができなくてヤバかったと話すのを微笑ましく聞いていました。
私も学生時代、勉強する意味を考えず、テストを受けるために直前詰め込み型だったなと。

そして、以前テレビ番組で林修先生とマーケター森岡毅さんが対談していたことを思い出しました。

印象に残っているのは数学を勉強する理由。
その理由はただ1つ、「論理的思考の練習」
計算力ではなく、問題解決力を鍛える。
得意、不得意にかかわらず、頭を鍛えておくことが役に立つ。

さらに興味深かったのは定数と変数について。
定数=変更できない数値
変数=変化する数値
数学をやって来なかった人は定数を動かそうとする。

人生に置き換えると
定数=自分の力ではどうしようもないこと
変数=自分の力でどうにかしなくてはいけないこと

要領の悪い人は定数(自分の力ではどうしようもないこと)に時間とエネルギーを浪費して疲れてしまい、自分でコントロールできるところに時間の集中がいかない。

そこから、からだの不調について考えてみました。
東洋医学では、からだ(気・血・水)のバランスが乱れることで不調が発生すると考えられています。

からだのバランスを乱す要因は
1.外部環境
「六邪」: 風、寒、暑、湿、燥、熱

2.感情の乱れ
「七情」: 怒、喜、思、憂、悲、恐、驚

3.生活習慣の乱れ
睡眠不足
食事(不摂生な食生活、偏食)
運動不足

1.外部環境、具体的に言うと天候、雨や風、気温は私たちではコントロールできません。
2.感情の乱れもコントロールするのが難しいです。
コントローできるのは3.生活習慣。
からだを整えるには睡眠・食事・運動が土台となるので、ここに時間と労力をかけていきたいなと思いました。

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