胃薬と一緒に処方される消炎鎮痛薬。
何となく胃腸に負担が掛かるんだろうな?
飲み過ぎは体に良くないんだろうな?
こんな漠然としたイメージを持っていました。
ロキソニンとボルタレンに代表される種類(非選択的COX阻害薬)の痛み止めは…
痛みを抑えてくれると消炎鎮痛作用と
同時に腎臓や胃粘膜の血管拡張と血流改善をもたらし、細胞の構造と機能を維持する機能も抑えてしまうそうです。
そう、痛みを抑える代りに腎臓と胃腸を犠牲にしている事が分かりました。
腎障害と胃十二指腸潰瘍の副作用の発生が問題になるようです。
よって長期使用する際には胃薬を一緒に処方するそうです。
『痛みの考えかた』 南江堂 丸山一男著 より参照