こんにちは、高橋雅規です。
最近、『ボトックス』というワードを耳にする機会がよくあります。
高橋が学生(医療事務/高校卒業直後の二年間)の頃から知っているワードです。
その頃(20年以上前)からある美容整形の手法の1つですが…
高橋の解釈では
ボツリヌス菌から出るボツリヌストキシンという毒素を希釈して(薄めて)無毒化し、
体内の筋肉に注射するという認識です。
初めて聞いた当時から『恐ろしい』という印象しかありませんでした。
なぜならボツリヌス菌自体、
酸素を嫌う嫌気性細菌であり、
破傷風菌と同類の兄弟分であり、
自然界最強の毒素を生成する細菌なのです。
度々食中毒の原因にもなり、多くの死者が出たりしてます。
熱に対しては相当強く、殻に閉じ籠り生き延びます。
煮沸(100℃)消毒6時間以上しないと死滅しないというやっかいな細菌です。
そんな最強毒素を出す菌ですが
恐らく最近では遺伝子操作技術や医療技術の進歩で無毒化が進んだのだと思います。
とはいえ麻痺させる効果がある以上、毒素は存在しています。
仮に菌が生き残っていて身体中を廻る血液に潜り込むならば…
とか考えると、高橋は『恐ろしい』としか思えません。
視点を変えると…
ボトックスに失敗する確率は1%未満だといわれています…
例えるなら、10,000粒の米粒の内の99粒これも1%に満たない、1%未満です。
宝くじ当選の確率、これも1%未満です。
よく言われるのが、2000万分の1→0.000005%。
お米で例えるなら、10キロ袋が40袋あるとして、そのうちのお米1粒。
それが、2000万分の1だそうです。
最終的には考え方の違いただと思います。
ボツリヌストキシンは死に至る毒素。
それを無毒化する過程でやはり沢山の人が関わっていると思います。
そしてボトックス注射を打つ際、医師の資格も必要な事
注射の場所や深さで効果が変わる事
沢山の人が関わり自分で管理出来ない物を体内に取り込む
という事をリターンと思うかリスクと思うか…
己の身体に替えはありません。
身体には気を付けながら何事にも覚悟を持って望むという考えが必要なのかな?
と思う今日この頃です。