60代の方が杖を付き来院されました。
話を聞くと、数週間前のピラティス中に無理をしてピリッと違和感を感じたそうです。
1週間後から痛みが強くなり、杖なしでは歩けなくなり近所の方より紹介を受け来院。
痛みの強さから、炎症を伴う筋肉痛又は関節の軟骨などが傷ついている可能性を説明。
何度か治療してもダメなら最終的に整形外科を受診するが、すぐには行く気は無いとのことでしたので覚悟を決め治療に臨む。
鼠径部の上下にそれそれ!という再現痛があり腸腰筋の可能性を疑う。
ターゲットは絞れたが、痛みが強かったので鍼の刺激量を悩みながら左右の鼠径部の上下に各2本打ち、10分間置いて本日の治療は終了。
2日後、杖なしで来院。
10個あった痛みが3個。
徐々に痛みが落ちてきて、治療した夕方頃には杖は要らなくなったと教えてくれました。
久々のホームランにとても嬉しい瞬間でした。
治療の方向としては正しそうだね!と治療の承諾を頂きました。