我が母校の鍼灸学校の在校生へ向けた開業セミナーに黒尾さんと参加してきました。
鍼灸師は国家資格取得後3年で7割の人が転職すると言われています。
理想と現実のギャップに打ちのめされるんです。
学校では痛みや病気は『治る』を前提に教育を受けます。
しかし、現実は治るもの・治らないものがあります。
治らない・治せない経験を何度もすると辞めたくなるようです。
学校の先生では言えない厳しい現実を伝える役目を受け当日を迎えました。
結果は出だしから3人の生徒が退出するほろ苦いデビュー戦となりました。
学生さん達の聞きたい話ではなかったのかもしれません。
私達の経験を次に伝え、一人でも多くの鍼灸師が世の中に貢献し、業界の発展に繋がればと思います。