『動く』と『動かない』の間に

こんにちは、高橋雅規です。

タイトルは某アイドルグループの曲名をもじってます…(汗)

ふとこんな事を思いました。

マヒとはどういう状態?

という単純な問いですが、簡単だけど難しい質問だと感じました。

己自身の為にも、もう一度、皆さんと一緒に知識の上塗りをしようと思いました。

一般的に病院などでは筋力や神経障害の有無、判定などを知る目的で行う

『MMT (Manual Muscle Testing)』=『徒手筋力テスト』

と呼ばれる簡単な検査でどのレベルのマヒ(=筋力低下)があるのか調べます。

評価の判断は…

5=強い抵抗を加えても運動域全体を動かせる。

4=抵抗を加えても運動域全体を動かせる。

3=抵抗を加えなければ重力に抗して運動域全体にわたって動かせる。

2=重力を除去すれば、運動域全体にわたって動かせる。

1=筋の収縮がわずかに確認されるだけで、関節運動は起こらない。

0=筋の収縮は全く見られない。

5~0の6段階です。少し緩い所がありますが、国家試験の基準です。

現場では4+や3-といった具合で調整してます。

5や4は難はあるけれど、マヒがあっても補助なしで日常生活をこなせるレベル。

3や2は補助があれば日常生活をこなせるレベル。

1と0は無重力でも関節が動かせません。

例えば5の評価でも『関節(身体)は動く』だけで、『とっさに動かせる』とは別の話です。

見た目では分かりづらいので『騒がしい人』という評価をされるかもですね。

介護や育児の場でも活用出来る知識だと感じたので、書面に残そうとか考えてみました(笑)

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