3月です。
旧暦の弥生です。
英語でMarch(マーチ)です。
そして今日はひな祭り。
こんにちは、高橋雅規です。
先日早上がりの帰り際に電話を取りました。
腰(辺り)を痛めた女性の急患の電話でした。
電話で状況を聞くと…
つい先ほど、靴を脱ぐ時に『ぐぎっ』っとやってしまった…との事でした。
そのまま電話で痛みの場所を確認すると、『腰よりも下、お尻よりも上』とうまく表現が出来ない様子でした。
ベルトのラインよりも上か下かで聞くと『下』との事でした。
状態把握のため、痛みが出る動作を確認。座る事は出来るか聞くと『それは出来るけど、動くと痛い』と言われてました。
次に座った状態で、右向き、左向きになってもらうと激痛で左には向けない。『側面辺りからお尻の方にかけて痛みが出る』と…
電話口で咄嗟の判断だったので質問の順番は前後しているかもですが、『座れる』という段階でよくあるぎっくり腰で痛める筋肉(腸腰筋)ではない別の筋肉の負傷と感じました。
ベルトラインよりも下なのでどうやら中殿筋辺りの筋肉を痛めた様子と予想しました。
来院されて、実際に動きを視認しました。
中殿筋から側面の大腿筋膜張筋辺りまでに痛みがある様子でした。
触診では腰、臀部、大腿と張りが点在していました。
腰骨盤の痛みだから、前面に余裕がないのは予想がつき、首や肩からの影響も想像がつきました。
横向き(側臥位)→上向き(あお向け)にて施術。
頚、肩甲骨周りと鎖骨周り、腰、骨盤周り、大腿。
動きで関わる場所をほぐしてから動作確認。
痛みが残る所はあるが、来院時に出来なかった動作が出来る状態に。
普段から鍼をされている方なので、その後微調整に数ヵ所へ鍼の刺激を加え治療を終了。
帰り際、踵まで腕が伸ばせる事に治療効果を実感されてました。
翌日は出掛ける予定があるとの話だったので…
朝でも、出掛ける前でも、お風呂に入って身体を温める事を伝えました。