人間関係の極意とは、お互いの自尊心を満たすようなやり方で相手と関わることだ。
これこそが人と関わって本当の成功と幸福を手に入れる唯一の方法である。
単に他人とうまくやっていく方法を学ぶだけでは、成功と幸福はおぼつかない。
臆病な人はトラブルを避けるために、「他人とうまくやっていく」方法を学ぶ。
それはいつも相手の言いなりになることだ。
一方、暴君タイプの人は「他人とうまくやっていく」別の方法を実行している。
それはいつも相手を脅して言いなりにさせることだ。
大切なのは、他人とうまくやっていきながら、自分が充実感得ると同時に相手の自尊心を満たす方法を見つけることである。
人望が集まる人の考え方 レス・ギブリン著