こんにちは、高橋雅規です。
先日、高橋が担当している、坐骨神経痛(左>右)の緩和の為、毎週通われている方から…
『左耳の奥が痛くて、病院に行ったら奥にウミが貯まっていると診断されて、手術の予定になったので次回はお休みします。』
『関連してるかわからないけど、左のお尻がいつもより痛く感じる』
と治療中に伝えてもらいました。
『耳が痛い』『左お尻の痛みが強く感じる』『次週はお休み』という事実を考慮して、
耳の痛みの緩和を願い、
いつもの坐骨神経痛緩和の鍼の他、
左耳の周り(後面)にうつ伏せ(下向き)にて4本置鍼。
その後普段は仰向け(上向き)になる所を、
左耳を上にして横向きになってもらい、左耳周り(前面)に4本置鍼をして
そのまま左臀部の施術をしました。
会計時、『痛みが軽くなったみたい』と喜ばれていました。
翌日電話があり、『腫れも痛みもなくなり、手術の必要がなくなった』と喜んでいました。
そして、いつもの時間で次週の予約を頂いたと、言伝てを受けました。
今思えば『痛みが軽くなった』のは『左お尻の痛み』の事ではなく、『左耳の痛み』の事だったようです。(汗)
ほとんどの場合、高橋は鍼の相乗効果と刺す時の刺痛緩和を考え『ほぐしと鍼』のセットで鍼治療を行いますが、
今回の症例は『鍼のみ』の刺激だけで症状が軽くなった数少ない案件の1つになりました。(笑)