こんにちは、高橋雅規です。
先日、常連の方の施術を担当しました。
主訴は『腰痛』。
しかしながら、常に痛みがあるわけではなく、
痛い時もはあれば、気にならない時もある。
そして本日は腰の痛みが出ていない。
という感じだそうです。
生活姿勢(私事and仕事時)を聴く限りで腕を使うことが多く猫背になりやすいみたいです。
東洋学的に診ると遊走性(固定しない)の症状は、表層の症状の特徴だと言われています。
西洋学的に診ても腰の表層には『広背筋』という筋肉があります。
加えて、脇(腕側)から腰にかけて着いている筋肉なので(猫背・巻き肩はもちろん)腕の可動性にも影響します。
そんな事を考えながらほぐし(全身)と鍼(腰のみ)の治療をすすめ、
上向き(仰向け)になった時に骨盤や大腿の前面と頚、脇へのアプローチをして
普段から冷やさないようにアドバイスを伝えて治療を終えました。
腰と脇の筋肉を緩めて動きやすくなったのでしょうか、
「すごく軽くなった、腕が動きやすい」と喜ばれてました。
人の身体は頭の頂点からつま先まで全身を筋膜で覆われています。
そこの何処かにシワ(コリ)が出来ると負担のかかる場所に痛みとして症状が出ます。
身体はまさにワンピース(ひとつなぎ)なのだと改めて感じました。