当院では訪問鍼灸・自費訪問サポートをスタートしました。
ご訪問した際に、中腰になったとき尻もちをついてしまい立ち上がれず、私が伺うまでそのまま座って待っていた方がいらっしゃいました。
また、ひとりで在宅中に転倒し、ご家族が来てくれるまで1時間以上動けずにいたというお話もありました。
このような出来事を通して、
「もし自分がその場にいなかったら…」
「ひとりの時間に同じことが起きたら…」と、不安を感じました。
そんな時、自費訪問サポートのサポーター仲間でヘルパーをしている方から、
浦安市には【緊急通報装置】を貸してもらえる制度があることを教えていただきました。
ご存じの方もいるかもしれませんが、知らない方のために、この制度をご紹介します。
この装置は、体調が急に悪くなったり、転倒したときにボタンひとつで助けを呼べる安心の仕組みです。
通報ボタンを押すとコールセンターにつながり、必要に応じて
• 警備員の駆けつけ
• 救急車の手配
• ご家族への連絡
などを行ってくれます。
ペンダント型の発信機もあるので、寝室やトイレなどでもすぐに通報できるのが安心です。
対象は、
• 65歳以上の一人暮らしの方
• 65歳以上の方のみの世帯の方
• 同居の方が、就労や就学のために一時的に高齢者のみとなる方
装置の貸出や駆けつけは無料で、
通信料や電気代のみ自己負担となります。
離れて暮らすご家族にとっても、「すぐに助けを呼べる仕組みがある」というのは大きな安心です。
詳しくは、浦安市のホームページをご覧ください。
👉 浦安市 高齢者緊急通報装置貸与制度
https://www.city.urayasu.lg.jp/fukushi/koureisha/josei/sumai/1001208.html
「もしも」のときの備えがあるだけで、毎日の暮らしに少し安心が生まれます。どうぞ、ご自身やご家族のために、この制度を知っておいてください。

