「パーキンソンの法則」をご存じでしょうか?
これは、英国の歴史・政治学者のシリル・ノースコート・パーキンソンが提唱したもので、その第一法則は、「仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する」というものです。
「利用可能な資源は、あるだけ使ってしまうもの」という人間の本質を言い当てています。
しかし、逆説的に考えれば「完成のための時間を限定すれば、仕事の量はその中に収束する」と言い換えられます。
仕事とプライベートとの間に明確な境界線を引き、1日の労働時間を限定することで高い生産性を発揮しているドイツ人は、この逆説を身をもって証明しています。
ここでは、その1日の労働時間を、さらに細かく時間制限することで頭の回転数を上げ、生産性を高めるテクニックを紹介します。
日本より約1.5倍高い労働生産性、日本より年間266時間短い労働時間で、日本より約40%高い平均賃金のドイツの働き方を紹介『ドイツ人のすごい働き方』より
前提として自分や家族が一番大切。
しかし社会や会社にも貢献する。
それらの両者を実現するために逆算し計画的に行動する。