膝裏の詰まりから教えてもらったこと

主訴:ふくらはぎの張り/中学2年生 男性

身体全体を確認すると、週5回サッカーをしているにもかかわらず、膝裏に詰まり感があり、皮膚も全身的に硬い状態でした。

最初は「循環不良かな?」と思いましたが、

・冷えはない
・大きなケガの既往もない
・アキレス腱の痛みがある

ということから、別の視点でも考えてみることにしました。

お話を聞くと、最近身長が伸びているとのこと。

成長期は骨が先に伸び、その変化に筋肉や腱、皮膚や筋膜などの組織が少しずつ適応していきます。

骨の急激な成長に対して筋肉や腱の柔軟性が追いつかないと、アキレス腱がかかとの骨を引っ張って痛みが出たり、身体全体が張りやすくなったりすることがあります。

今回は、「膝裏の詰まり=循環不良」と結びつけるのではなく、成長期という背景も踏まえて身体全体をみることの大切さを改めて感じました。

カッピングで皮膚や緊張を緩めると、皮膚の硬さが和らぎ、身体の動きもスムーズになりました。

症状だけを見るのではなく、その方の年齢や生活、スポーツの状況、成長の過程まで含めて考えることが大切だと患者さんに改めて教えてもらいました。

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