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膝が痛い
60代男性 スキーインストラクター、テニス、ゴルフが好きで活動的な人 主訴:2週間にテニスをハードにやり左膝内側に痛みが出現。 所見:右と左の左右差を確認する 左膝内側に腫れ(+)、左膝の屈曲で内側が痛むが少し経つと痛みが消失、左股関節の回旋運... -
椎間板ヘルニア
40代男性 主訴:数週間前より持病の腰痛が悪化し、座ってられなくいつもに比べ治りが遅い 以前より慢性腰痛があり、整形外科では骨には異常なしとの診断を受けているので久々に当院を受診。 治療をすると10有った痛みが2~3に軽減し2~3日は楽だが戻ってし... -
坐骨神経痛
50代女性 主訴:2週間前位からお尻~太ももに痛みがある どこの病院に行けば分からず、家族に相談したらお姉さんとお母さんより今村先生と言われ来院。 数年前の患者さんでしたがとても嬉しく、絶対に期待に応えねば!と気合いが入る。 初めての患者さんの... -
環境は遺伝子を超えるか?ベテラン獣医さんの話
ベテラン獣医さんより子育ての上手いマウスと子育ての下手なマウスの親子の話を聞きました。 子育ての上手いマウスに育てられた子供のマウスは子育てが上手い。 子育ての下手なマウスに育てられた子供のマウスは子育てが下手。 そこで実験 子育ての下手な... -
持久力の科学
【要約】 粘り強さ(持久力)を身につけるトレーニングについてはねばり強さ=強度×時間×頻度で表す事ができる。 運動強度が十分高ければ、運動の時間長いほど、また頻度が高いほど、トレーニングの効果が大きい。 トレーニングの強度・時間・頻度の3条件... -
急激な減量の生理学
【要約】 ①極端な食事制限を行うと体内の水分が減少し、血液の濃縮され、流れにくくなることで心臓の負担が増大する。 ②急激な食事制限を行うとき、消費される物質の1/3-1/2程度はからだを構成するタンパク質であるという研究報告が多い。体脂肪率がほとん... -
『足がつる』の生理学
【要約】 本来は自動で収縮の強さが調整されるが、何らかの原因により筋肉への収縮命令が一方的に送られている状態。足のつりの原因は十分には分かっていなく下記の理由が考えてられる。 (詳細)「足がつる」というのは、ふくらはぎの筋肉(下腿三頭筋) が... -
ギブス固定と筋委縮
【要約】 ギブス固定による筋萎縮を最小限にとどめるためには、固定されていない部位の筋肉については、動かせる範囲で早期より動かす事が大切。 (詳細) 筋肉の性質については3つの原則がある。 それは、筋肉は使わなければ衰え、使えば向上し、使いすぎ... -
筋肉の原理原則
人体の運動は、走る・跳ぶ・投げるといった全身運動からピアノを弾くというような指先の微細な動きにいたるまで、すべて筋肉が収縮し骨が動かされることによって行われる。 この筋肉の性質については3つの原則がある。 それは、筋肉は使わなければ衰え、使... -
体の機能低下の生理学
【要約】持久力は20歳に比べ60歳では男性では49%の低下し、女性では57%も低下する。 足の筋力は20代前半に比べ50代後半では男性は30%低下し、女性では40%低下する。 競技成績を日本記録とトレーニングを長い間続けてきている70代を比較すると陸上競技...