運動実施時における事故発生と対策

安全に運動を行うためには、メディカルチェックで得られた結果を基に、身体状況や体力に応じた適切な運動プログラムを実践することが大切です。また運動前・運動中・運動後の注意点を理解し、運動時・運動後に起こりうる障害や事故についても知る必要があります。

運動時・後の事故発生率

全国の健康運動指導士へアンケート調査を行ったところ、運動指導中・後に救急車や病院へ搬送事故を経験した健康運動指導士の割合は、実際に運動指導経験のある回答者1,617名中404名で25.0%でした。404名の半数は骨折や腱断裂、打撲などの経験でしたが、次いで意識消失やけいれん・気分が悪いなどの症状が多く、死亡事故を経験した健康運動指導士は3.4%で17名でした。内科的事故165件の内訳をみると、脳血管疾患心疾患の順に多く、動脈硬化性疾患でおよそ半数を占めていました。次いで、てんかん発作、糖尿病による低血糖発作でした。

事故発生時の救急処置

事故が起きた時

  • 安全確保(傷病者・救助者)の後、傷病者の状態を確認します。
  • 意識や呼吸がない、または受け答えがないなど迷わず119番に連絡します。
  • 急な関節の痛みに対しては、すぐに冷やすなど、適切な処置を行います。

緊急時には周囲の方を集めて分担して協力しましょう。

https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/exercise/s-06-001.html