食物と薬の相互作用(基本編)

食べた飲食物が薬の主作用や副作用に影響し、薬の効果や副作用が増強したり減弱したりする現象です。

食物と薬の相互作用についての考え方

食物と医薬品との相互作用については、考え方として二つの方向性があります。

第一は、食べ物が薬の作用に与える影響というもので、同時摂取した食べ物の影響で薬の効能効果がどのように変化するかという視点です。この場合、食べた飲食物が医薬品の効能効果(主作用)について、負の影響(効果の減弱)を与えた場合は疾病の増悪につながり、正の影響を与えた場合は薬効の増強によるいわゆる効きすぎの状態をもたらします。

さらに食べた飲食物によっては、薬の主作用には変化をもたらさないのですが、副作用に強く影響することがあり、思わぬ副作用の出現や副作用そのものの増強や減弱といった影響が出ることがあります。

第二の視点は、医薬品が栄養素の利用や代謝に与える影響で、薬の主作用や副作用が栄養素の消化吸収ならびに体内代謝に影響を与えるというもので、例えば抗がん剤のように味覚や食欲に影響を与えたり、嚥下咀嚼に対し影響を与える場合もあります。

 

https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/e-06-001.html