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体の声を聞く
治療先日、膝の痛い患者さんが来院されました。 数ヶ月痛みを我慢し、あちこち痛くなってどこが痛いのか分からないと仰っていました。 鍼でも何でも楽になるなら何でもして下さいとも仰っていました。 上を向いて寝ているだけでも痛く、膝を持って股関節や足首... -
不眠治療 薬より大事なことは
治療東大などチーム 認知行動療法の有効性指摘 不眠症になった人が治療を受ける際は、睡眠薬をのむより、不眠を悪化させている習慣を変える「不眠の認知行動療法(CBTII)」から始める方が効果が高いことを、東大などの研究チームが明らかにした。 論文は27日、... -
人間関係の最終解決策「共同の課題」
治療例えば、親子の関係です。 親が「部屋を片付けてほしい」と言ったところ、子どもが不機嫌になったとします。子どもが不機嫌なのは、子どもの課題です。 子どもが「部屋を片付けない」のも子どもの課題です。 けれどもこのときに課題の分離をして、親が子ど... -
人間関係を楽にする「課題の分離」
治療「課題の分離」をここで簡単に説明しましょう。 恋人とのデート中に、恋人が不機嫌だったとします。 つい「私、何かダメなことを言ってしまったかな」「どこかで機嫌を損ねてしまったのだろうか」と気にする人がいます。 しかしながら、あなたがどんな発言... -
ネット依存 なぜ陥るのか・防ぐすべはあるのか?
治療家庭を安心の場に 圧力や干渉やめて 現実世界の苦しみが問題 まず、食事や雑談から オンラインゲームやSNSをやり過ぎ、学業などに影響が出る「ネット依存」。 なぜ陥るのか、防ぐすべはあるのか。5年前からネット依存症外来を開設する国立病院機構「さい... -
不安が痛みを生む仕組み
治療不安は大脳辺縁系で沸き起こり、痛みを強くする原因となる ①大脳辺縁系 ⇒ 脳幹または大脳辺縁系 ⇒ 視床下部 ⇒ 脳幹のルートで刺激が入り、下行性抑制系(自分で自分の痛みを抑える仕組み)が抑制される。 ②大脳辺縁系 ⇒ 視床下部のルートで交感神経... -
痛みがもたらす体の反応
治療内臓の痛みや筋肉・腱・骨・関節の痛みは交感神経の緊張を高める。 結果、 ①血管がぎゅっと収縮し ②血流障害(低下)がおこり ③虚血をもたらし ④発痛物質の産生が高まる ⑤さらに筋肉の緊張の原因となる 参照 痛みの考え方 丸山一男著 -
普通ではない神経の痛み
治療通常の痛み・・・切った、ぶつけた、ねじった等の外からの刺激が原因で発生する痛み これに対し 神経が傷付くことでおこる普通ではない痛みがある(神経障害性疼痛) 【特徴として】 ・消炎鎮痛剤が効かない ・触った感覚が鈍い ・筋力が低下 【神経障害性... -
痛みを増強させるWind-up現象
治療痛み刺激を繰り返すと、同じように刺激しても反応が強くなっていく現象をWind-up現象という。 痛みを我慢し、痛い痛いと感じていると今まで5だった痛みが6・7・8・・・・10と痛みがどんどん強くなるという仕組みが体にはあります。 風邪と同じで、こ... -
『不眠』東洋医学の視点
治療昨日、毎月恒例の勉強会で『不眠』についての講義受け要点をまとめました。 不眠の原因・・・『熱』 ※本来は夜になると、頭に上った熱は体の下の方に下がる事で安かな眠りにつくと東洋医学では考えられています。 本来なら夜になると下がるはずの熱が下...