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不安が痛みを生む仕組み
不安は大脳辺縁系で沸き起こり、痛みを強くする原因となる ①大脳辺縁系 ⇒ 脳幹または大脳辺縁系 ⇒ 視床下部 ⇒ 脳幹のルートで刺激が入り、下行性抑制系(自分で自分の痛みを抑える仕組み)が抑制される。 ②大脳辺縁系 ⇒ 視床下部のルートで交感神経... -
痛みがもたらす体の反応
内臓の痛みや筋肉・腱・骨・関節の痛みは交感神経の緊張を高める。 結果、 ①血管がぎゅっと収縮し ②血流障害(低下)がおこり ③虚血をもたらし ④発痛物質の産生が高まる ⑤さらに筋肉の緊張の原因となる 参照 痛みの考え方 丸山一男著 -
普通ではない神経の痛み
通常の痛み・・・切った、ぶつけた、ねじった等の外からの刺激が原因で発生する痛み これに対し 神経が傷付くことでおこる普通ではない痛みがある(神経障害性疼痛) 【特徴として】 ・消炎鎮痛剤が効かない ・触った感覚が鈍い ・筋力が低下 【神経障害性... -
痛みを増強させるWind-up現象
痛み刺激を繰り返すと、同じように刺激しても反応が強くなっていく現象をWind-up現象という。 痛みを我慢し、痛い痛いと感じていると今まで5だった痛みが6・7・8・・・・10と痛みがどんどん強くなるという仕組みが体にはあります。 風邪と同じで、こ... -
『不眠』東洋医学の視点
昨日、毎月恒例の勉強会で『不眠』についての講義受け要点をまとめました。 不眠の原因・・・『熱』 ※本来は夜になると、頭に上った熱は体の下の方に下がる事で安かな眠りにつくと東洋医学では考えられています。 本来なら夜になると下がるはずの熱が下... -
しんうらやす整骨院に勤めて初めてカッピングの希望がありましたw
こんにちは、高橋雅規です。 先日高橋が担当していて、定期的にメンテナンスに来られる、 四十代女性セラピストの方にカッピングを頼まれました。 きっかけは… その前の施術時に自分でカッピングをされてた跡が残っていた事でした。 (高橋は極力跡が残らな... -
痛みを抑える体の仕組み
痛みの考え方という本の要約です。 何かに夢中になっていると痛みを感じない。 そんな時ってありますよね。 これは精神的・肉体的に何かに熱中・集中すると痛みを抑える仕組みが働き出すにことによるもの。 本来、痛みを感じると過剰な痛みにならないよう... -
40代女性 不眠の患者さんの話
3年前頃より不眠に悩んでいる40代女性の患者さんと話す機会がありました。 きっかけは仕事による強いストレスだったが、現在は仕事によるストレスはないので現在まで続く不眠の原因は分からなかったとのこと。 この患者さんは、以前、自分の体のメンテナン... -
『運動で脳内デトックス』
皆さんは頭の中で処理する問題が多過ぎて、頭がフリーズする感じを感じたことはないでしょうか? すぐに、問題を解決出来ればベストですが、時間が掛かる問題もあります。 あまり問題を抱えすぎるとスマホやパソコンのように頭がフリーズしてしまいます。 ... -
小児ぜんそくのお灸
昭和の名灸師 深谷伊三郎の著者より 小児ぜんそくを治療するときは、ます管散法を行なう。 管散法というのは鍼管の類、他にこれに代るべき管状のものがあればそれを用いる。 鍼管もなるべく肉の厚いのがよい。 その管状のもので背部膀胱経を上から下まで...