こんにちは、高橋雅規です。
唐突ですが言語障害って言葉がしゃべれない、
というものだけではないのです。
いわゆる『言葉』に関わる障害を指している、
と身をもって実感・経験しました。
言葉が出ないという事は一般的に知られていますが、
言葉で分解するとそれは『見たもの』『考えたもの』と
『書く』『聞く』『話す』事の結びつきにおいて
『その物(者)の形(姿)』『その名前』『その意味』そのどれかが出てこない、
あるいは関連性が分からなくなる、
といった視覚と聴覚と脳の連携が取れない総称なのだと思います。
それは人名でも物品名でも起こる、
1なのか0なのか
有るのか無いか、の関係かも知れませんね…
高橋の経験で話すならば…
それは『すくう調理道具である』『形も想像出来る』だが名前が出ない…
それは『おたま』と言われると合点がいく(笑)
普通にしゃべれるが伝えたい事は分かっているのにその言葉をどういう風に表現すればよいか分からなくなる。
仲良くしている学友なのに、街中で会っても声を聞くまでは誰だか判断出来ない。
名前、形状、用途(意味)、それのどれかが唐突に出てこない…
それは喚語障害という言語障害なのだと、神経内科の先生が診断書を書いてくれました…
世の中には、たくさんの似た意味の言葉があるからスムーズに話せるようになりましたし、
擬音語も混ぜて『文字』以外の表現にしたりしてます(笑)
けれど…
急に主語のない言葉をフラれると意味がわからない時があるので
親と口論になったりする事があります…(汗)
自身にその症状があるからこそ、
今でもよく『言葉の意味』を調べます。
意味を知っているならば代用の準備が出来ます。
例えるなら、
英語を知っている日本人は英語圏の方々とスムーズに会話が出来ます。
英語を知らない日本人は英語圏の方々と人とコミュニケーションを取りづらいですが、
相手を知ろうとしているのであれば、ボディーランゲージでなんとなく意思の疎通が出来ます(笑)
自分自身や相手が伝えたい事を理解するために調べたら、余計に理解出来なくなる事がまれに起きたり起こらなかったり…(笑)
ただ…
猫はしゃべれないけど、こちらが気持ちを汲み取り行動することで安心して、なついてもらえます(笑)
相手の気持ちを理解しようとする心が大事なのだと改めて思います!