高次脳機能障害のドラマを見て…

こんにちは、高橋雅規です。

交通事故で入院して、目覚めたら訳のわからない状況と麻痺と高次脳機能障害…

程度の差はあるにせよ自分と同じ状況を題材にしたドラマに強く興味を引きました。

ですが…

色々な意味で残念です…(涙)

通り過ぎて憤りを感じてたのでクーリングタイムで文章作成が遅れてしまいました…(汗)

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『高次脳機能障害』という言葉を広めてもらえるのはありがたい事ですが…

それは今だ全てを解明せれていない『脳』に関わる深刻な題材だと感じました…

『寝たきりからわずか2ヶ月足らずの内に退院し、麻痺が残って居ながらも日常生活を過ごしている』という演出が一番大きな残念ポイントです。(怒)

現実はそんなに簡単に身体の自由を回復出来ませんし、一時帰宅すら出来るかどうか…

『身体』のダメージとは異なり『脳』へのダメージはそんなに簡単には回復しないのです…

例えるなら、最新のPCを使いこなしていたのに突然20年前のPCに変わっていたという具合…

事故前までは動かせていた自分の身体が、その日を境に突然、自由に動かせなくなる。

今まで無意識でやっていた事が出来なくなる…

みっちりとリハビリをしても意識しながらでないと動かせなくなる。

そんな状態です。

それに加え記憶はもちろん、言葉を理解し反応する処理速度が遅くなり、感情の揺れ幅も狭くなります。

感情は個人での差はありますが…

怒り、喜び、驚き、哀しみ、楽しみ、笑い…

その感情の沸点に簡単に到達してしまう状態です。

高橋の場合は『怒り』と『笑い』そして後に気付いたのは『喜び』と『共感(共鳴?)』と『哀しみ』でした。

人生で初めて『嬉しくて涙した事』と『感動して涙した事』が印象に残ってます。

『怒り』を我慢し顔が赤くなっている、と体感した出来事も図らずとも印象に残りました…(汗)

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