学校に行けない子供達

『会話を通し、信頼関係の構築が良い結果をもたらした』とても興味深い症例を2つ紹介します。

治療を担当したのは当院の女性鍼灸師(黒尾)

共に、病院では異常なし。
投薬・漢方・整体等、様々な治療を受けるが改善せず紹介により来院。

①中3男子
主訴:原因不明の腹痛や体の倦怠感で朝が起きれない

現在は、高校に毎日通学し、部活にアルバイトにと精を出し、彼女まで出来たとお母さんより報告を受ける。

②高2男子
主訴:中学時代に大病を患い、病気は完治したが頭痛が酷く朝起きれない

現在は、頭痛も減り、アルバイトを始めるほど元気になる。

共に、10回の治療前後で体の不調がほぼ改善されました。

病院では異常なし。でも子供達は学校に行けなく辛く、親としても辛い。

投薬・漢方でも改善されなかった症状が、どんどん改善していく。


こんな過程をずっと見ていました。

最近は高3男子の子供が紹介で来院。
当初は声も小さく、口数も少なく、受身な印象でしたが、最近は声に張りが有り、会話を聞いていると積極的な印象へと変化してきました。

この子も時間の問題かと思います。

母性の強い女性ならではの治療だなと感心すると同時に、たとえ子供でもきちんと話を聞く重要性を認識する良い機会になりました。

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