前回の、学校へ行けない子供達で最後に紹介した、高校3年生男の子は無事、第一希望の大学に合格。
真っ先に連絡を受けた担当の女性鍼灸師黒尾は鼻をじゅるじゅると多分男泣きをしていました!
当院企画のランニングイベントにも参加してくれる様にもなりました。
今まで経験させて頂いた、3つの症例の振り返りを黒尾と行いました。
【どんな治療をしたのか?】
①話をよく聞いた
②その上で、吸玉と鍼を使い気血の巡りをよくした
【なぜ話を聞く事が大切なのか?】
①信頼関係の構築のため。信頼関係があって治療が成功する。
②一人一人の患者さんを理解するため
【なぜ気血の巡りを良くする事が大切なのか?】
東洋医学には「不通即痛」という考え方が有る。
痛みや不調の原因は気血の巡りの滞りと考えられている。
【なぜ西洋医学では治らなかったのか?】
①一人の人間より、科学やエビデンスが優先されている
②話を聞くより、薬が優先される
【子供達の声】
①話をたくさん聞いてくれた
②安心、信頼出来る
【私の学び】
①子供も一人の人間としての個性をきちんと持っている。
②子供は正しく自分を理解して欲しいと感じている。
③薬を与える、治療を施す、考え方を教えるより、考えを聞く、感じている事を聞く、どうしたいか?、どうすれば良いと思うか?を聞く事が大事。
【今村より】
症状(体の表面に出ている問題)は心の滞り(詰まり)であると感じます。
思春期や更年期は、誰でも体が不安定になる時期です。
不安定の上に、生活習慣の乱れ・環境の変化・不安・不満等のストレスが追い打ちを掛け、全自動であるはずの自律神経に乱れが生じてきます。
これらが自律神経失調症や更年期障害であると理解しています。
どうすることもできなかった、親御さんの心を想像すると少しでも力になりたいと思いました。
子供達の身体はとても素直で、10回の治療で身体に変化が見られるようです。
お子様の不調でお困りの方はご連絡ください。
お話だけでも結構です。
治療は女性鍼灸師黒尾(二児の母)が担当します。