事件は会議室で起きているんじゃない、現場で起きているんだ!

こんにちは、高橋雅規です。

私たち治療家はみな、

学生の頃、中には現役の今でも、解剖学、生理学、病理学、

人によっては広い意味での東洋医学や西洋医学、運動学など人体に関わる勉強をします。

現場ではその積み重ねを引き出せるかが、問われる所だと思う事があります。

筋肉や関節の痛みは直接的なダメージを受けてない限り

他の所のしわ寄せによるものが多くを占めていると日々感じています。

それは、日々の身体の使い方でなってしまう事ですが例えば『クビこり』

どんなに不安定な体勢でも視野や視点がぶれない為に

頭の位置を微調整するのは首の働きが大きく貢献しているからです。

スイカ程の重さを常に支えて微調整すれば当然凝りにもつながります。

更には『噛む』という動作や腕を使う時にも首の働きは大きく関わってきます。

どんな動きで痛みを訴えているのか、

場所を確認してその先(手前?)の力の伝わり方を予測すれば

原因であろう本当に疲れている場所がある程度は特定できます。

まさに痛み(事件)は脳(会議室)で感じますが

実際に痛みを起こしているのは身体(現場)なのです(汗)

原因が1つだけなら良いが、複数の原因が存在するからこそ、痛みが強くなるのだと思います。

なので原因を解きほぐす事を心がけ、日々の施術を頑張っています。

ちなみに題名は

磯畑先生指導の元、黒尾先生が実技練習をしているのを観ていた時に、頭に浮かんだ『踊る大捜査線』の名言でした(笑)

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