認知行動療法ワークブック 第4週

「自分でできる認知行動療法」という本を活用し、友人Aとのワーク第4週を実施

ワークを始める際に前回同様「うつと不安の6問(K6)」を行いました。

採点基準 24点満点で
4点以下:正常レベル
5点〜9点:うつか不安の注意報が出る状態
10点以上:うつか不安の警報が出る状態
注意:この点数だけで判断できるものではなく、実際には専門医の診断が必要。

第4週(4/4実施)
「うつと不安の6問(K6)」の点数
友人A:1点(第3週3点←第2週4点←第1週12点)

私:0点(第3週1点←第2週1点←第1週2点)

正常レベルを継続できています。

第4週は「別の考えを見つけよう」というワークでした。
友人Aも私もこのワークを始める前から第3週の「考えをとらえよう(確信度課題)」ワークをする中で自然と自分以外の人ならどう考えるかという選択肢を持つことが出来ていました。
ワークをすることで、新しい視点を持つ意識が出来ており、思考に変化が出てきているなと感じました。

ただ、友人Aは確信度100%という思考が定着していて、自分の考えに対して「確信度100%という表現しかしっくりくる表現がない」と話していました。
実際の行動としては、自分の思考とは別に、自分以外の人ならどう考えるかの選択肢を持つことでセーブできており、悪循環にならずに済んでいました。

友人Aの思考=確信度100%と考えると、自分以外の人の思考の選択肢が増えた場合、

私としては
友人Aの思考80%+自分以外の人の思考20%=100%になるのかと思ったのですが

友人Aとして
友人Aの思考100%+自分以外の人の思考20%=120%となっているようです。

新たな視点を追加することで、思考・行動に変化が起きていることは確かですが、自分の思考の変化を認識することには時間がかかるのかもしれないなと感じました。

友人Aの感想
改めてワークとして、日常の出来事を振り返ってみると、マイナスな思考に陥りそうになった時、自分だけの考えだけじゃなく他の考えを取り入れてみるということが自然とできるようになってきていると気づく。
ただそれでもまだ確信度を相変わらず100%としてしまうのは、自分の考えは正しいという「大前提」を自分で崩せないことにあるのかもしれない。
その大元の考えの根っこを壊すことができれば、今まで自分が持っていたものとは違う思考回路が優位になり、マイナス思考に陥りそうなったとしても、暴走しないように制御することができるのかもしれない。

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