認知行動療法ワーク 第5週

「自分でできる認知行動療法」という本を活用し、友人Aとのワーク第5週を実施

ワークを始める際に前回同様「うつと不安の6問(K6)」を行いました。

採点基準 24点満点で
4点以下:正常レベル
5点〜9点:うつか不安の注意報が出る状態
10点以上:うつか不安の警報が出る状態
注意:この点数だけで判断できるものではなく、実際には専門医の診断が必要。

第5週(4/9実施)
「うつと不安の6問(K6)」の点数
友人A:1点(第4週1点←第3週3点←第2週4点←第1週12点)
私:0点(第4週0点←第3週1点←第2週1点←第1週2点)

正常レベルを継続できています。

友人Aの「確信度100%の思考」を変えられないことが課題になっているなと感じていたところ、第5週のワークはこれまでの総まとめ「思考変化記録表を完成させよう」というものでした。
別の考えによって、感情の点数や考え(自動思考)の確信度がどのように変化するのかをみます。

友人Aは別の考えによって感情の点数は下がるのに、確信度は100%のまま変化がありませんでした。

友人Aの考えとして、今まではマイナス思考のみになっていたのが、プラス思考も混在するようになってきており、全てをひっくるめて確信度100%で変わらない!と主張していました。
そこで、不快(不安、憂うつ、モヤモヤ)な感情の原因となるマイナス思考だけを抜き出し、それを別の考えとしてプラス思考に変えることをやってみると、ようやく確信度を25%に変えることができました。

さらに、ワークを書くときは①出来事→②その時の考え→③感情の順に考えていったのですが、②その時の考え→①出来事と、逆の方向で見返すと、そもそも最初に書いた不快な感情の原因となる①出来事が間違っていたということにも気づくことができました。

書き出して、書き出したことをプラスとマイナスに分解することで、よくやく頭の中の思考を整理することができ、不快な感情を引き起こす出来事についても考え直す機会になることを今回初めて知ることが出来ました。

思考の整理をするためには頭の中でだけで考えるのではなく、書き出して整理することが大事だと改めて感じました。

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