膠原病の患者さん

60代女性

主訴:膠原病を数十年前に発症し、この2~3年から両肩関節が痛く、毎日の痛み止めと月1回のブロック注射が欠かせず何とかしたい

患者さんの娘さんに半ば強引に連れられて来院。

どこに行っても何をやっても痛みから解放されず、私はいいから!と人生を諦めた様子。

ごめんなさいね先生と一言。

この患者さんに必要なのは『希望』ですね!とお伝えしました。

キョトンとした表情をしていました。

お話を伺い、肩関節が正常に動くことを確認。

体を触ってみると、刺激に対して過敏な状態。

慢性的な痛みが続き、神経が知覚過敏な状態を確認。

いつも不快な痛みにさらされている患者さん。

治療は患者さんが心地良いと感じる刺激を入れることで、たとえ一瞬でも痛みから解放されれば『希望』に繋がるのではと判断。

あ~気持ち良い、あ~気持ち良いととても喜んでくれました。

エビデンスだけでは人間は癒せないと感じる症例でした。

早速、次回の予約の連絡が患者さん本人より入りました。

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