主訴:右肩の痛み(五十肩)/60代女性
1年くらい前から右肩に痛みが出て、現在痛みが強く、特に腕を後ろに回す動作が痛い。
整形外科にも通っていたそうです。
東洋医学には、
不通即痛(ふつうそくつう):気血の流れが滞ると痛みが生じる
通即不痛(つうそくふつう):気血がスムーズに流れていれば痛みはない
という考え方があります。
つまり、痛みを「気血(きけつ)の滞り」と考えます。
気血とは、からだを巡るエネルギーと栄養のこと。
これらがスムーズに巡っているときは痛みが出にくいのですが、どこかで流れがせき止められると、その場所に負担が集まり、痛みとして現れます。
初回の確認では、右肩以外にも
・腕の張り
・指の硬さ
・左腕の強い緊張
・お腹の冷えと硬さ
などの流れが滞りやすいポイントが見つかりました。
特にお腹の冷えや硬さは、気血の巡りが弱くなっているサイン。
患者さんも、
「右肩だけが悪いと思っていたのに、触られてみると身体のあちこちが繋がっているんですね」
と驚かれていました。
からだはつながっている。
その流れを感じてもらえると、痛みの見え方も変わってくるかもしれません。