自費訪問サポートでは、ご利用者さまご本人だけでなく、ご家族とも連絡を取り合いながらサポートを行っています。
年齢やケガがあると、
「もうできない」「危ないからやめておこう」と、
本来の身体機能とは別の理由で、行動が制限されてしまうことがあります。
一人では難しくても、誰かのサポートがあれば『できること』が増える。
こうした状況は、訪問の現場ではよくあることです。
今回は、ご利用者さまの娘さんから
「引越しに伴う荷物整理を一緒にしてほしい」とご連絡をいただきました。
ご利用者さまは80代の女性。
腰の圧迫骨折後から腰の痛みがあり、普段は1階で生活されており、2階にはまったく上がっていない状況でした。
しかし、荷物整理のためには2階に上がる必要があり、娘さんお一人では判断が難しい場面も多く、今回のご依頼につながりました。
最初は
「2階には上がれない」と仰っていましたが、
娘さんと私のサポートがある状況であれば
一度試してみましょうとお伝えしました。
普段の訪問治療では、階段1段を使って
20回程度の昇り降り練習を行っており、
身体の状態や動作を確認した上で
「今なら安全に試せる」と判断しました。
手すりにつかまり、横で身体を支えながら、
無事に階段を登ることができました。
「できない」と思い込んでいただけで、
身体の機能としては、しっかりと階段を登れる状態だったことを
ご本人も実感されたご様子でした。
一人での階段昇降は転倒のリスクが高いですが、適切なサポートがあれば、
生活の選択肢が広がることもあります。
自費訪問サポートでは、医療や介護保険の枠にとらわれず、
ご本人の身体の状態やご家庭の状況をふまえ、
「一人では不安だけれど、サポートがあればできること」を一緒に探すお手伝いをしています。
「一人では難しそうだけれど、誰かがそばにいればできるかもしれない」
そんなご本人の気持ちに寄り添いながら、
「できないかもしれない」を「やってみよう」に変えるサポートをこれからも大切にしていきたいと思っています。
引越しや片付け、生活の中でのちょっとしたチャレンジなど、「家族だけでは難しいかもしれない」と感じた時は、まずはお気軽にご相談ください。