不通即痛 ― 肘も肩に影響していました

主訴:右肩の痛み(五十肩)/60代女性

1年ほど前から右肩に痛みが出現。
特に「腕を後ろに回す」動作が強く痛み、整形外科にも通院されていました。

10月より週1回、肩だけでなく全身を整える施術を行っています。

毎回確認している動きは3つ。
① 腕を横から上げる
② 腕を前から上げる
③ 腕を後ろに回す(結帯動作)

当初は①②も痛みがあり、③はほとんどできない状態。
腕を上げると途中でロックがかかるように止まってしまうのが特徴でした。

東洋医学には、
不通即痛(ふつうそくつう):気血の流れが滞ると痛みが生じる
という考え方があります。

そのため肩だけでなく、お腹・腕・背中・下半身まで含めて、全身の巡りを良くすることを大切にしています。

今月2月は寒暖差の影響などで腰やお尻に不調が出ましたが、肩の悪化はなく、改善傾向が続いていました。

①②の動きは痛みが消え、可動域も改善。
しかし、あと少しのところで止まる感覚が残っていました。

先日、腕を挙げる動きを丁寧に観察すると、
右肘が無意識に曲がっていることに気づきました。
そこで肘を伸ばすストレッチを追加。

すると、あれだけあったロックが外れ、スムーズに上がるように。

「肘が肩に影響するなんて!」

と驚かれながら、
身体はつながっていることを実感されていました。

うつ伏せで寝ることもできなかったのが、
今では可能に。

週1回の施術に加え、手の使いすぎに気をつけ、ストレッチを続けてくださったこと。
その積み重ねが、確実に変化を生んでいます。

「できなかった動き」ができるようになる喜びを、これからも一緒に重ねていきたいと思います。

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