正しい姿勢とは中立であり、前後左右への偏りがない状態である。
一方に偏ると双方に余分な力が入る。
偏りがいつもだと慢性の変化が発生し、一方の筋が短縮し、他方の筋が伸張して固まってしまう。
短縮して固まった筋は、伸ばすと筋肉内の圧が上がりやすいので、神経終末が反応しやすくなり、体動時の痛みの原因となる。
『対策』
①偏らない姿勢を保持
②短縮した筋を伸ばし、伸びた筋を縮め、筋肉の短縮・伸張を直し、前後左右の偏りをなくすためにストレッチングを常に行う
これは痛みの源に対する根本的対策であり、筋紡錘からの反射による筋緊張を防ぐもっとも重要なポイントである。
つまり、筋・筋膜の痛みには理学療法や体操を軽くみてはいけない。
痛みの考え方 丸山一男著 参照