常連の患者さんより、いつも行きたいと思った時は休みだね!と叱られます。
いつまごめんなさいと謝ります。
昔は休みなく朝から晩まで働いていた時代もありました。
医療従事者たるもの、いつでも・どこでも・何時でも患者さんが困っていたら期待に応えねばならない。
私の頭の中は、患者さんの期待に応えることだけを考えていました。
そんな働き方を続けていると、自分自身が擦り切れ、もう何も出せる物が無いと感じ、倒れれば楽になる!と感じていた時期もありました。
そんな時に、世界一予約の取れないレストラン『エルブリの秘密』という映画に出会いました。
年間の半分は休み。
半年間は感性を磨く旅、食材探しての旅、農家とのコミュニケーション、新メニューの開発など
そんな質の高い働き方をしたい!と思いました。
自分を大切にしながらも、質の高い仕事を行えば患者さんが選んでくれるのでは?
この瞬間から、私の仕事感は大きく変わりました。