もぐさは何故ヨモギから作られているの? 

お灸の施術をしている患者さんから質問を受けました。

もぐさはお灸をする際に使用され、ヨモギを乾燥させたものです。

ヨモギといえば、よもぎ餅、よもぎ茶などの食用としてだけでなく、よもぎ風呂・よもぎ蒸しなどとしても使用されています。

ヨモギは殺菌・消炎・保湿の効果にすぐれ、止血剤としても用いられてきました。

そのヨモギが何故お灸のもぐさとして使われるようになったのかが分かる文献を見つけることはできなかったのですが、ヨモギの名前の由来は「よく燃える草の善燃草(よもき)」であるという説があるようです。

また、ヨモギにはチネオールという精油成分が含まれており、燃えやすく、じんわり適温で火持もよいため、お灸に最適とされたようです。

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